= 第5回目(6月号)=
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A4:片方しか飲まないのは、もう片方が「溜まり乳の腐り乳」になっているからです。
飲まないからそのまま放置していると溜まる、たまに飲ませようとするともっと古くなっているから赤ちゃんは嫌がって飲まない、というその繰り返しで、飲まない方は分泌が低下して小さくなって片乳になるか、乳腺炎になってしまうかという状態になりますので、必ず飲まない方は三時間以内に搾乳して捨ててください。
おっぱいの掃除をしておかないとトラブルのもとになります。そしてなるべく両方を飲ませる努力をしてください。
A5:「溜まり乳の腐り乳」を飲んでいる場合に、赤ちゃんのお腹の中にガスが発生して苦しがっている症状です。よいお乳にすることによって解決します。
A6:お腹がすいて飲みたいのですが、飲んでみるととてもまずいお乳なので困った困ったといって泣いているのです。よいお乳にすることで解決します。
A7:みなさんは夜中によく寝た方がいいと思っていますが、なるべく三時間以内には起こして飲ませてください。これはおっぱいを出すホルモンのリズムの関係で、三時間以上刺激を与えないと、ホルモンの働きがガクンと下がってしまいます。
三時間以内に乳首に刺激を与えることにより、ホルモンをさらに働かせることになるのです。
昼も夜も三時間以内に起こして飲ませてみてください。ミルクを飲ませている場合は、特によく寝ますので、その場合にはミルクの量を減らしてみてください。
三時間以内に目が覚める量にミルクの量を少しずつ減らすと、どんどんミルクを減らすことができるようになります。